
2021 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 2] ~袖ヶ浦フォレストレースウェイ~
第2戦!今回もクラス1台ながらハイペースな戦い。
2021全日本EVレースシリーズ第2戦が、5月5日(祝水)千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われました。
全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。
当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。
EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。
画像提供:日本電気自動車協会、レーサー鹿島様
12シーズン目を迎えた日本電気自動車レースの第2戦が、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されました。
今回も出走台数は新型コロナウイルスの影響により予定していた14台から10台と4台が不参加、EV-2クラスは初戦に続いて東洋電産リーフe+の1台のみとなってしまいました。
一方、最高峰のEV-1クラスには、初戦に引き続きポルシェ・タイカンと5台のテスラ・モデル3が参戦、ハイパワー・大容量バッテリー車両の参加が定着してきています。
午前10時05分からの15分間の予選。#88東洋電産リーフe+は、今回 履き直した235/45R18 98Y ヨコハマA052 Sタイヤの状態を確認しながらテスラ勢、ポルシェ・タイカンに続き、7位のグリッドを獲得。
予選を終えた各車両は決勝に向け充電を開始、東洋電産「T救号」は電池容量の多いテスラ5台に加えポルシェ・タイカンに対応するべく、初戦と同様に「ICCインターナショナル」殿の電源車両とタッグを組み充電をサポート。
急速充電器をフル稼働し決勝に向けての準備を行います。
午後4時00分からの決勝は、今にも雨が降り出しそうな曇天模様の中スタート。
スタートから先頭に立つポルシェ・タイカン、前回のリベンジに向け23RAPの今回はどこまでテスラ・モデル3を脅かすか見ものです。
ポルシェ・タイカンはストレートで突き放しコーナーで詰められるという展開の中、先頭を走り続けていたが、レース中盤11LAP過ぎに初戦同様パワーダウン。
ぴったりマークしていた地頭所選手、TAKAさんのテスラ・モデル3にオーバーテイク、前回より5LAP程粘りましたが、やはりバッテリー及びモーターのマネージメントはかなり難しいようです。
最終的には前回チャンピオンの地頭所選手のテスラ・モデル3が初戦に引き続き危なげなく優勝、続いて約9秒の差でTAKAさん、そして今回車両をアップデートしてきた今橋選手と続き、アニー選手は前回6位から4位と順位を上げフィニッシュ。テスラ・モデル3がポルシェ・タイカンを制する結果となりました。
東洋電産リーフe+はハイペースを維持し、テスラ・モデル3軍団とポルシェ・タイカンに続き7位でチェッカーフラッグを受けました。
今回のレースもテスラ・モデル3とポルシェ・タイカンの白熱したバトルが見どころとなりました。
東洋電産リーフe+も予選7位のポジションから安定したハイペースで走行、堅実な走りを見せてくれました。
今季もコロナ禍の脅威で大変な日々が続くと思われますが次のレースに向け着実に準備を行ってまいります。
引き続き#88東洋電産リーフe+の応援をよろしくお願い致します。
#88東洋電産リーフe+ドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、お疲れ様でした。
周回数:21 所要時間:30’11.180 平均速度:101.680km/h
【2021 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】
ROUND1 | ROUND2 | ROUND3 | ROUND4 | ROUND5 | ROUND6 | ROUND7 |
富士 | 袖ヶ浦 | 筑波 | SUGO | もてぎ | 筑波 | 袖ヶ浦 |
55km | 55km | 55km | 55km | 55km | 60km | 60km |
2021/4/10(土) | 2021/5/5(水/祝) | 2021/6/6(日) | 2021/7/4(日) |
2021/8/8(日) |
2021/10/3(日) | 2021/10/31(日) |
1位 | 1位 | - | - | - | - | - |
EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です!
東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、
各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。