2021 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 1] ~富士スピードウェイ~
2021年EVレース、地元静岡にて12年目の開幕!
2021全日本EVレースシリーズ第1戦が、4月10日(土)静岡県・富士スピードウェイで行われました。
全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。
当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。
EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。
画像提供:日本電気自動車協会、レーサー鹿島様
12シーズン目を迎え日本電気自動車レース協会の新理事長に関谷正徳氏が就任し、富士スピードウェイで初戦が行われました。
出走台数は新型コロナウイルスの影響により予定していた15台から11台と4台が不参加、EV-2クラスは残念ながら東洋電産リーフe+の1台のみとなってしまいました。
一方、EV-1クラスは昨年度の3台からテスラ・モデル3を新たに2台加え合計5台となり、さらに話題のポルシェ・タイカンやトミーカイラzzが参戦し注目を集めました。
午前10時30分からの20分間の予選。#88東洋電産リーフe+は、ポルシェ・タイカンと5台のテスラ・モデル3に続き、7位のグリッドを獲得。
予選を終えた後は決勝に向け充電を開始、東洋電産「T救号」は電池容量の多いテスラ5台に加えポルシェ・タイカンに対応するべく、今季より「ICCインターナショナル」殿の電源車両とタッグを組み充電をサポート。
急速充電器を4台に増やし、フル稼働で決勝に向けての準備を行います。
午後4時15分からの決勝は、少し肌寒い快晴の中スタート。ポールポジションのポルシェ・タイカンが悠々と先頭を走ります。圧倒的速さで1ラップ3秒以上の差を付けテスラ・モデル3を突き放します。
順調に快走を続けていたポルシェ・タイカンでしたが、6LAP過ぎに突然のパワーダウン。
昨年優勝の地頭所選手にオーバーテイク。その後も出力は上がらず次々とテスラ勢に先を譲る展開に。
最終的には前回チャンピオンの地頭所選手のテスラ・モデル3が優勝、続いてTAKAさん、千葉選手とチームTAISANが1-3フィニッシュとなりました。ポルシェ・タイカンは4位に後退しフィニッシュ。
東洋電産リーフe+はテスラ・モデル3軍団とポルシェ・タイカンに続き7位という結果となりました。
今季初戦は富士スピードウェイということもあり、多くの方々に応援をいただきました。
レースもテスラ・モデル3とポルシェ・タイカンの白熱したEVバトルを肌で感じられたのではないでしょうか。
東洋電産リーフe+も予選7位のポジションから安定したハイペースで走行、実質的なライバル不在の中素晴らしい走りを見せてくれました。
今季もコロナ禍の脅威で大変な日々が続くと思われますが次のレースに向け着実に準備を行ってまいります。
引き続き#88東洋電産リーフe+の応援をよろしくお願い致します。
#88東洋電産リーフe+ドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、お疲れ様でした。
周回数:11 所要時間:25’51.327 平均速度:115.772km/h
【2021 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】
ROUND1 | ROUND2 | ROUND3 | ROUND4 | ROUND5 | ROUND6 | ROUND7 |
富士 | 袖ヶ浦 | 筑波 | SUGO | もてぎ | 筑波 | 袖ヶ浦 |
55km | 55km | 55km | 55km | 55km | 60km | 60km |
2021/4/10(土) | 2021/5/5(水/祝) | 2021/6/6(日) | 2021/7/4(日) |
2021/8/8(日) |
2021/10/3(日) | 2021/10/31(日) |
1位 | - | - | - | - | - | - |
EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です!
東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、
各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。