最終戦もクラス優勝！今季クラス全勝でタイトルを獲得！

2020全日本EVレースシリーズ第7戦が、11月14日(土)静岡県･富士スピードウェイで行われました。

全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。

当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。

EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

画像提供：日本電気自動車協会、レーサー鹿島様

　　　　　 　

 

今季最終戦となる第7戦は昨年同様富士スピードウェイで行われました。現在まで東洋電産#88リーフe+はクラスで全勝中、有終の美を飾るべく同クラスの#7ブルースイッチリーフe+と対峙します。今回はレース経験豊富な大橋逸男選手がドライバーとなり激しい戦いが予想されます。

　午前9時30分からの予選は、雲一つない青空の下、気温12℃／路面温度17.5℃とEVカーに優しいコンディションでスタート。東洋電産#88リーフe＋は、バッテリーモーターの温度をなるべく低い状態にキープする為1周のみのタイムアタックで1分15秒521の好タイムをマーク、総合チャンピオン経験もある#39トヨタ86EV仕様車に0.166秒の僅差で総合6位／EV-2クラス1位のグリッドを獲得しました。

今回も開幕から連勝中のテスラモデル3勢が予選トップ4を独占、#7リーフe＋を擁するモータージャーナリスト・国沢光宏氏のチームに起用された大橋逸男選手が総合7位／EV-2クラス2位につけました。

　午後3時15分からの決勝は、気温12℃／路面温度21℃と予選同様の好コンディション。スタートダッシュで前方の#39トヨタ86EV仕様車をパス、しかし#7リーフe＋の大橋選手に第1コーナーでパスされ、オープニングラップは総合6位／クラス2位。タイヤが十分に温まった3周目、#39トヨタ86EV仕様車と共に#7リーフe＋大橋選手をオーバーテイク、総合5位をかけた一騎打ちへ。

7周目には、#39トヨタ86Ev仕様車に0.3秒差まで詰め寄り、コース終盤の登りセクションでスピードを活かし最終ラップでのオーバーテイクを目論んでいましたが、スタート直後から冷却システムが停止するトラブルが発生していた為バッテリー温度の上昇を抑えることが出来ず、残り1周半で無念のペースダウン。EV-Cクラスの#39ウェルマー金沢選手にわずかに及ばず、総合6位／クラス1位で最終戦を終え、EV-2クラスチャンピオン・総合ランキング4位を獲得しました。

　今季は車両をリーフe＋に乗換え、様々な問題などもありましたが、同クラスの#7ブルースイッチリーフe＋に全勝という素晴らしい結果で締めくくることが出来ました。

今季はコロナにより第1戦を欠場したものの、東洋電産ドライバーの鹿島さんがドライバーズポイントとしてはEV-1クラスの上位3名に次いでの4位という素晴らしい結果を残すことができました。最終戦は地元・静岡ということで、社員の方も応援に駆けつけてくださり、熱い戦いを皆で共有することができました。来季も充電支援を含めEVレースに協力し、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げていきたいと考えています。

　#88東洋電産リーフe＋ドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、今季もお疲れ様でした。

 

周回数：10　所要時間：23’04.476　平均速度：117.859km/h

今年も応援ありがとうございました!!　東洋電産ドライバーレーサー鹿島さんと

【2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】

ROUND1	ROUND2	ROUND3	ROUND4	ROUND5	ROUND6	ROUND7
袖ヶ浦	筑波	SUGO	筑波	袖ヶ浦	筑波	富士
50km	50km	50km	55km	55km	60km	50km
2020/5/30	2020/6/21	2020/7/5	2020/8/9	2020/9/12	2020/10/4	2020/11/14
不参加	1位	1位	1位	1位	1位	－

 

EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です！

東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、

各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。