2019 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 5]
進化を続け、開幕からクラス5連覇を達成!
2019全日本EVレースシリーズ第5戦が、9月21日(土)静岡県・富士スピードウェイで行われました。
全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。
当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。
EV用急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。
画像提供:日本電気自動車レース協会、レーサー鹿島様
今回の第5戦は、今年2度目の富士スピードウェイをステージに50km(11周)で争われました。午前8:30の時点で気温21℃/路面温度26℃と秋らしいコンディションで行われた予選では、新たに採用した横浜ゴムのスポーツタイヤADVAN052とサスペンションセッティングのマッチングがよくEV-3クラス1番手/総合7番手のグリッドを獲得。予選上位は、常連のテスラ勢3台が独占。第3戦の覇者である新型リーフe+がどこまで上位に食い込めるかが注目されました。予選後は決勝に向け充電を行いつつ、上昇したバッテリーとモータの冷却を念入りに行います。
決勝レースは7クラス全13台がエントリー。15時30分、気温19℃/路面温度27℃の曇り空の下、決勝がスタート。東洋電産リーフは序盤にモーター出力とバッテリー容量でアドバンテージのある格上クラスのリーフをパスしハイペースで走行。しかし、ハイパワーの新型リーフe+に
先行を許し7番手へ。その後、上位集団を追いながら後続の追随を許さず、同クラスのリーフに17秒の大差をつけ、開幕からEV-3クラス5連覇、総合7位でゴール。今回から導入したタイヤはコーナリング時のグリップを維持しながらも、“転がり抵抗”が低減されていて、ストレートでの最高速向上とエネルギー軽減効果があり、上位クラスに大きく引き離さる事も無く、善戦する事が出来ました。
今回のレースはテスラSの4勝目を阻止するべくリーフe+やEVミラ・FT86や他のテスラ勢が奮闘しましたが、完全にレースを支配したTaisanテスラSが見事シーズン4勝目を果たし、最終戦を待たずして2年連続のシリーズチャンピオンを獲得しました。シリーズ最終戦となる第6戦は10月20日(日)を予定していましたが、開催地の千葉フォレストレースウェイが台風15号により被災し復旧が間に合わないため、日程と場所が変更になりました。
12/7(土) 筑波サーキットで開催予定。有終の美を飾るべく、2017年以来のクラス全勝を目指して頑張っていきたいと思います。
東洋電産LEAFドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力・ご声援頂いた皆様、お疲れ様でした。
周回数:11 所要時間:27’30.483 平均速度:108.817km/h
2019 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-3クラス
ROUND 1 | ROUND 2 | ROUND 3 | ROUND 4 | ROUND 5 | ROUND 6 |
富士 | 筑波 | SUGO | 袖ヶ浦 | 富士 | 筑波 |
40Km | 50Km | 50Km | 40Km | 50Km | 50Km |
2019/04/14 | 2019/06/09 | 2019/07/07 | 2019/08/24 | 2019/09/21 | 2019/12/07 |
1位 | 1位 | 1位 | 1位 | 1位 |