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2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 5]

EVレース

青木琢磨選手との接戦の末、総合5位フィニッシュ!

2020全日本EVレースシリーズ第5戦が、9月12日(土)千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われました。

全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。

当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。

EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

画像提供:日本電気自動車協会、レーサー鹿島様

         

今季第5戦。今回のレースも新型コロナ対策を行いながらの開催となりました。今回のレースでは#0千葉選手がテスラモデルSからモデル3に乗り換え、圧倒的強さのテスラレベル3が3台となりました。また、元二輪の世界GPライダーの青木琢磨選手が#24ジャガーi-PACEで初参戦するなど格上クラスの車に囲まれる中でのレースとなりました。午前8時20分からの予選は、小雨が上がりウェット路面、気温24℃/路面温度29℃と今期これまでで最も快適なコンディションでスタート。#88東洋電産リーフe+は、ウェット路面でのサスペンションセットアップを確かめながら走行、総合5位/EV-2クラストップのグリッドを得ました。上位はテスラモデル3勢と#24ジャガーi-PACEを駆る青木選手です。

#24ジャガーi-PASは、昨年のEVレースで、モータージャーナリストの菰田潔選手がデビューさせ、いきなり総合2位を獲得した車両で、0-100km/h加速4.8秒のパフォーマンスを誇ります。一方、リーフe+は0-100km/h加速7.3秒と絶対的なパワーは劣るものの、サスペンションのセットアップにより、ウェット路面のレースでどこまで迫れるかが勝負です。予選後は決勝に備え、冷却と充電を行ういつもの光景。

午後1時24分、小康状態だった雨が再び降り始めたタイミングでレースがスタート。トップ3は予選結果の通りハイパワーのテスラモデル3が独占し、#88東洋電産リーフe+は、4番手の青木選手#24ジャガーi-PACEを追いかけます。

コーナーでは#24ジャガーi-PACEの背後に迫るものの、立ち上がりから直線では引き離されるという展開が続き、終盤、雨がさらに強さを増し、テール・トゥ・ノーズの攻防に持ち込みましたが、抜くには至らず、最後はバッテリー温度が最終レッドゾーンに入りペースダウン、#24ジャガーi-PACEとは約2.1秒の差で総合5位/クラストップでチェッカーを受けました。トップは4連勝中であった#1テスラモデル3をおさえて#33テスラモデル3のTAKAさんが初優勝となりました。今回は#1テスラの正規ドライバー地頭所選手が不参加であったとはいえ、TAKAさんが雨の中貫禄の走りを見せました。

今回の第5戦も、前戦同様テスラモデル3の圧倒的なパワーを見せつけられましたが、格上の#24ジャガーi-PACEに猛追を見せるレース展開。惜しくもパスすることはできませんでしたが、雨の中とても熱い戦いとなりました。

シリーズ第6戦は10月4日(日)に茨城県の筑波サーキットにて行われます。次回もベストを尽くしていきたいと思います。#88東洋電産リーフe+のドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、お疲れ様でした。

周回数:21 所要時間:32’28.763 平均速度:94.502km/h

レース後お互いの健闘を称え、青木さんとグータッチ

【2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】

ROUND1 ROUND2 ROUND3 ROUND4 ROUND5 ROUND6 ROUND7
袖ヶ浦 筑波 SUGO 筑波 袖ヶ浦 筑波 富士
50km 50km 50km 55km 55km 60km 50km
2020/5/30 2020/6/21 2020/7/5 2020/8/9 2020/9/12 2020/10/4 2020/11/14
不参加 1位 1位 1位 1位

 

EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です!

東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、

各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。