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2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 3]

EVレース

最高峰クラスのテスラ勢を相手に、3位表彰台!

2020全日本EVレースシリーズ第3戦が、7月 5日(日)宮城県・スポーツランドSUGOで行われました。全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。EV用急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

画像提供:日本電気自動車レース協会、レーサー鹿島様

                               

今季第3戦。小雨もちらつく霧の中でのレースとなりました。新型コロナウイルスの影響で参加台数が全7台と減ってしまいましたが、パワーとバッテリー容量に勝るEV-1クラスのテスラ勢は4台がエントリー。東洋電産リーフe+は今季初の表彰台を目指しました。リーフe+に乗り換えて初の雨天レース、午前8時30分、気温19 ℃/路面温度21℃のウェットコンディションで行われた予選では、足回りを確認しながら走行し、2台のテスラモデルスリーに続く総合3番手グリッドを獲得!4番手に#2テスラロードスター、5番手には2年連続総合チャンピオンカーの#0テスラモデルSが続きました。

SUGOでは予選から決勝までのインターバルが他のレースよりも短い為、予選を終えるとすぐに決勝に向け充電&冷却が始まります。大容量のテスラスリーもT救号でしっかり急速充電を行います。#88東洋電産リーフe+も念入りに冷却しつつ足回りの調整を行いました。短いインターバルの中、それぞれが決勝へ向け着々と準備を進めていきます。午後12時15分、雨は上がり、霧も少し晴れ、気温19℃/路面温度22℃のウェットコンディションで決勝がスタート。予選3番手グリッドの#88東洋電産リーフ e+は、序盤#2テスラロードスターの猛追により横並びになりかけましたが、3コーナーで前に出て3番手を死守。

しかし、前を行く第2戦で1-2フィニッシュのテスラモデルスリー2台には、パワーの差が大きく一気に引き離されたことから、後方2台のテスラとの差を広げることへ集中し、4位以下を大きく引き離す結果を残す事が出来ました。リーフe+の事前テストは袖ヶ浦フォレストレースウェイ、デビューレースも筑波サーキットと低速サーキットだったため、SUGOの2周目以降は今後のため、バッテリー温度管理等のデータ収集へとシフト。終盤は路面も乾き、そのままの順位をキープし単独3位でフィニッシュ、格上EV-1クラスのテスラ勢4台に割って入り、総合3位の表彰台を獲得しました。

今回の第3戦も、前戦同様テスラモデルスリーの圧倒的なパワーを見せつけられましたが、#88東洋電産リーフe+は予選時の3位を危なげなくキープし、#0テスラモデルSや、#2ロードスターに大きく差をつける会心の走りを見せました!シリーズ第4戦は 8月9日(日)に茨城県の筑波サーキットにて行われます。次回もベストを尽くしていきたいと思います。#88東洋電産リーフe+ドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、お疲れ様でした。

周回数:13 所要時間:24’45.976 平均速度:112.955km/h

【2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】

ROUND1 ROUND2 ROUND3 ROUND4 ROUND5 ROUND6 ROUND7
袖ヶ浦 筑波 SUGO 筑波 袖ヶ浦 袖ヶ浦 富士
50km 50km 50km 55km 55km 60km 50km
5/30 6/21 7/5 8/9 9/12 10/4 11/14
不参加 1位 1位

 

EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。
予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です!

東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、

各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。