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2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 2]

EVレース

今季初レース、シリーズ2連覇のテスラをおさえて総合4位!


2020全日本EVレースシリーズ第2戦が、6月21日(日)茨城県・筑波サーキットで行われました。

全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。

当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。

EV用急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

画像提供:日本電気自動車レース協会、レーサー鹿島様

                

 

当社は新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月30日の開幕戦をスキップし、今回の第2戦が今季初レースとなりました。旧型リーフからモーター出力やバッテリー容量が倍のリーフe+にスイッチし、EV-2クラスへステップアップ、総合上位進出を目指します。

サスペンションは昨年同様TEINさんにて対応、ラッピングはYMG/LAPPSさんのご協力を得て仕上げていただき、大きな注目を浴びました。同クラスの#7ブルースイッチLEAFはもちろん、テスラモデルスリー3台を含めたEV-1クラス車両にどこまで迫れるかがレースの鍵となります。

予選では足回りの状態を確認しつつ4ラップし、強豪ひしめく中クラス1位/総合4位のグリッドを得ました。

予選総合トップ3は開幕戦で1-2フィニッシュしたテスラモデルスリーがラップ1分3秒台という驚愕のスピードで独占。5番手には#2テスラロードスター、6位には#0テスラモデルSと続き、テスラ勢に囲まれ決勝はかつてないハイスピードバトルが予想されました。

今回はリーフe+に乗りかえての初戦、テスラ勢5台にどこまで食らいつけるかe+での挑戦が始まります。決勝は5クラス全12台がエントリー、午後4時10分、気温24℃のドライコンディションで決勝がスタート。4番グリッドの#88東洋電産LEAF e+は、ハイパワーの#0テスラモデルS、#2テスラロードスターの先行を許しましたが、第1ヘアピンで#2ロードスターをオーバーテイクし、#0テスラモデルSをぴったりマーク。

テスラモデルスリー3台のスピードははすさまじく、5周終了時点で7番手までを周回遅れに、その中でも東洋電産LEAF e+はなんとか昨年の優勝車#0テスラモデルSに食らいつき我慢の走りを続けていきました。

残り5ラップあたりから雨が降り始め、終盤の数ラップが勝負所になると判断した#88東洋電産LEAF e+は、残り2ラップのダンロップコーナーから第2ヘアピンで一気に差を詰めて#0テスラモデルSをオーバーテイク、温存していたパワーを活かして6秒以上の大差をつけ、総合4位/クラストップでチェッカーを受けました。

決勝レースではテスラモデルスリーの圧倒的なパワーを見せつけられましたが、予選時の4位からポジションを落とさず、#0テスラモデルSや、#2ロードスターに競り勝つことができ、幸先のよい船出となりました!

シリーズ第3戦は 7月5日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOにて行われます。次回もベストを尽くしていきたいと思います。東洋電産LEAFドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、お疲れ様でした。

周回数:22 所要時間:28’27.454 平均速度:94.857km/h

【2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】

ROUND1 ROUND2 ROUND3 ROUND4 ROUND5 ROUND6 ROUND7
袖ヶ浦 筑波 SUGO 筑波 袖ヶ浦 袖ヶ浦 富士
50km 50k 50km 55km 55km 60km 50km
5/30 6/21 7/5 8/9 9/12 10/4 11/14
不参加 1位          

EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。
予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です!

 

東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、

各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。