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2025 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 1] ~袖ヶ浦フォレストレースウェイ~

EVレース

 2025年度初戦。地頭所選手テスラモデル3で貫禄の優勝!

2025全日本EVレースシリーズの初戦が、3月29日(土)千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われました。

 全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。

 当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから充電支援にて参加しています。☆本年度はリーフe+でのレース参加は見送りとさせていただいています。

 EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

    画像提供:日本電気自動車協会

 

 16シーズン目を迎えた今期初戦は、あいにくの雨模様。真冬を思わせるほどの寒い中でしたが、12台の参加台数となりました。今シーズンからクラス変更により全9クラスに分かれての戦いとなる本シーズン。EV-1クラスはモーター出力が400kw以上となり、モデルS Plaid、ヒョンデIONIQ5が残る形、250kw以上400kw未満のEV-2クラスは、テスラモデル3がメインとなるクラスとなりました。

 昨年チャンピオンのKIMI選手は、モデルS Plaidのカーナンバー1で登場。同じGULF RACINGからは#7YUU選手がモデル3ハイランドで初登場。EV-1クラスの#1KIMI選手・IONIQ5の#3CHOI選手に、モデル3を駆る#321地頭所選手、#7YUU選手がどこまで食らいつけるか見ものです。

 午前 10:05に始まった予選。#321地頭所選手のモデル3が、#1KIMI選手とのタイム差約0.7秒で1stグリッドを獲得。決勝でのデッドヒートが期待できます。

 予選を終えた各車両は、決勝に向け充電・冷却の為各ピットへ。

 決勝に向け、東洋電産の移動式急速充電車「T救号」と「ICCインターナショナル」殿にて準備いただいた電源車を駆使し、各車共に充電を開始。T救1号は、蓄電容量の大きなhyundaiやモデル3 2台を主として急速充電を行いました。充電後は熱くなったモーター・電池の冷却に努めます。

 午後15時50分からの決勝を控え、12台の各車両がそれぞれ決勝のグリッドへ向かいます。55km23LAPで行われる今期初戦・決勝のスタートです。 

  抜群のスタートを見せトップに躍り出た#1KIMI選手でしたが、16 LAP目バッテリー温度上昇によりパワーダウン。粘りの走りを見せていましたが18LAP目に力尽き#321地頭所選手のモデル3に首位を奪取されました。残り5LAP。一度勢いに乗った#321地頭所選手はそのまま首位をキープし1位でチェックを受けました。モータ出力差をものともしない見事なレースでした。

 各所で難しいコンデションの中、素晴らしいデッドヒートが繰り広げた戦いになりました。また次戦もT救号で充電サポートを頑張っていきます。

 EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です!