2019 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 4]
猛暑の中、開幕から4戦連続のクラス優勝!!
2019全日本EVレースシリーズ第4戦が、8月24日(土)千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われました。全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。 EV用急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。
画像提供:日本電気自動車レース協会、レーサー鹿島様
第4戦は、ジャガー初の電気自動車「I-PACE」が初参戦、前回優勝したLEAF e+も同型車が1台増え、雪辱に燃えるテスラを含めた高出力車同士の対決が見ものとなっています。予選では東洋電産リーフは、決勝を想定したサスペンションセッティングとタイヤ内圧の確認を行いながら走行を終え、EV-3クラス1番手/総合11番手のグリッドを獲得。予選後は17周の決勝レースに備え、充電を行いつつ、上昇したバッテリーとモータの冷却を念入りに行います。
決勝レースは7クラス全18台がエントリー。14時30分、気温 31℃/路面温度47℃、湿度88%の厳しいコンディションで決勝がスタート。モーター出力とバッテリー容量でアドバンテージのある格上クラスの新型リーフをターゲットに序盤からハイペースで走行。
中盤までに3台をオーバーテイク、上位テスラロードスターのスピンアウト、トップを走行していたトヨタ86コンバージョンの電気系統トラブルなどもある中、東洋電産リーフは冷却システムを駆使し、猛暑の中で格上クラスに猛追する善戦を見せました。
東洋電産リーフは、3台をオーバーテイクしたまま予選順位から5ポジションアップのクラス1位/総合6位でチェッカーを受けました。ゴールの瞬間、バッテリー温度はレッドゾーンの上限に達し、バッテリー残量10%を切るギリギリのレースマネージメントで上位に食い込むことができました。今回のレースではテスラSが安定の走りを見せ、初参戦のジャガーとLEAF e+を抑え3勝目となりました。シリーズ第5戦は9月21日(土)静岡県の富士スピードウェイにて行われます。地元での開催です、興味のある方はぜひ観戦にお越しください、静かで熱いレース展開が見物ですよ!東洋電産LEAFドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、お疲れ様でした。☆今回のレース動画はドローンを駆使した初の試みとなっております。是非チェックしてみてください。
周回数:17 所要時間:25’52.584 平均速度:96.023km/h
2019 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-3クラス
ROUND 1 | ROUND 2 | ROUND 3 | ROUND 4 | ROUND 5 | ROUND 6 |
富士 | 筑波 | SUGO | 袖ヶ浦 | 富士 | 筑波 |
40Km | 50Km | 50Km | 40Km | 50Km | 50Km |
2019/04/14 | 2019/06/09 | 2019/07/07 | 2019/08/24 | 2019/09/21 | 2019/12/07 |
1位 | 1位 | 1位 | 1位 |