今季初戦！春めく季節にアツい戦い、テスラ4台に次ぐ総合5位！

　2022全日本EVレースシリーズ今季初戦が、4月23日(土)茨城県つくばサーキットで行われました。

　全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。

　当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。

　EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

　　　　画像提供：日本電気自動車協会、レーサー鹿島様

　コロナ禍も落ち着いてきていますが、今回も気を緩めることなく新型コロナウィルス感染対策をとりながらの開催となりました。

　初戦はエントリー12台のうち2台が欠場、EV-2クラスは#88東洋電産リーフe+の1台のみですが、最高峰のEV-1クラスには5台のテスラ・モデル3が参戦、EV-F（燃料電池車）クラスからはトヨタ新型MIRAIが出場。

　飯田章選手に変わり鵜飼選手が操るMIRAIとリーフe+の接戦が今季も楽しみです。

　この日は4月ながら日差しが強く、まさに晴天に恵まれた最高のレース日和となりました。

　午前11時15分、気温24.3℃／湿度63％／路面温度40.1℃のなか予選開始。

　#88東洋電産リーフe+は、2ラップアタックで1分12秒467のタイムをマーク、テスラモデル3勢に続く総合6位、ライバルのEV-Fクラス・#104トヨタMIRAIは1分13秒970で7位グリッドにつけました。

    予選を終えた各車両は、決勝に向け充電を開始。  

　東洋電産「T救号」は「ICCインターナショナル」殿の電源車両と協力し、移動式急速充電器にて予選で消費したテスラ・モデル3への充電を支援、各車両決勝に向けて準備していきます。

　27LAP（55Km）で行われる今期初戦の決勝。

　午後16時05分、気温26℃／路面温度46℃、ドライコンディションのなか決勝がスタート。

　#104トヨタMIRAIが昨年同様FRのメリットを活かしスタート直後に#88東洋電産リーフe+の前へ、#88東洋電産リーフe+は#104トヨタMIRAIの背後をつき、勝負を仕掛けるタイミングを見計らっています。

   

　残り6周、#104トヨタMIRAIが減速してきたタイミングを逃さずオーバーテイク、そのまま突き放し、総合5位のチェッカーを受けました。

　ゴール時のバッテリー残量は34%、バッテリー温度はレッドゾーンに達しましたが最後までフル走行することができました。

　テスラ勢5台によるバトルは、#1地頭所選手が、#33TAKAさんとのデッドヒートを制し、僅差で優勝。

　#10小野津選手のテスラはバッテリー切れでリタイヤ、改めて電気自動車レースの難しさを感じました。

　初戦をいい形でスタート出来た#88東洋電産リーフe＋、今後の更なる活躍に期待します。

　また、第3戦の袖ヶ浦からクラス区分が変更される可能性があり、今までEV-2クラスに1台だけで奮闘してきた#88東洋電産リーフe＋にとっては嬉しい情報、今からレースが楽しみです。

　#88東洋電産リーフe＋ドライバーであるレーサー鹿島様、並びにEVレースにご協力頂いた皆様のおかげで初戦から良いスタートを切る事が出来ました。

　大変ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。

　周回数：24　所要時間：30’29.614　平均速度：96.571km

【2022 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】

ROUND1	ROUND2	ROUND3	ROUND4	ROUND5	ROUND6	ROUND7
筑波	富士	袖ヶ浦	SUGO	袖ヶ浦	筑波	もてぎ
55km	55km	55km	55km	60km	60km	55km
2022/4/23(土)	2022/5/14(土)	2022/6/26(日)	2022/7/17(日)	2022/8/6(土)	2022/10/2(日)	2022/10/16(日)
出走10台
総合5位/1位

 

EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です！

東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、

各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。