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2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES [ROUND 4]

EVレース

第3戦に続き、総合3位 連続表彰台へ!

2020全日本EVレースシリーズ第4戦が、8月9日(日)茨城県・筑波サーキットで行われました。

全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。

当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。

EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

画像提供:日本電気自動車協会、レーサー鹿島様

       

今季第4戦。今回も新型コロナウイルスの影響で参加台数が13台⇒9台と減ってしまいましたが、今回のレースでは昨年テスラモデルS、モデル3をはじめとするEV-1クラスを制し、トップフィニッシュを果たしている自動車ジャーナリスト・国沢光宏選手が今季初登場。東洋電産リーフe+の最大の目標は同EV-2クラスである国沢選手の操る#7ブルースイッチを制すること。今回のレースは見ものです!午前10時15分からの予選は、気温32℃/路面温度48℃の猛暑の下でスタート。#88東洋電産リーフe+は本選に備えバッテリーの温度を極力上げないよう10分間はピットで待機、その後75%程度のパワーで1ラップのみ走行。総合3位/EV-2クラストップで狙い通りに2列目の好グリッドを得ました。

#7国沢選手も予選ではバッテリーの温度上昇を抑える為に、超スローペースで走行し9番グリッド、本選では確実に追い上げてくることが予想されます。予選後は決勝に向けて各車充電を行いながら上昇したバッテリー温度の冷却を行います。午後の本選は更に暑くなり車にも人にも過酷なレース展開になると予想されます。午後3時30分、気温37.8℃とEVレースには厳しいコンディションで決勝がスタート。レース開始直後は#0テスラSやこちらも今期初参戦となる#28EVミラに先行を許すも自らのペースを守って走行。後方グリッドの#7国沢選手が前方のマシンをオーバーテイクする間に引き離しには成功しましたが、さすが#7国沢選手じわじわと後方から迫ってきます。

先行を許していた3番手の#28EVミラが、最終コーナーを曲がり切れずスリップしてコースアウト‥、表彰台戦列を離れ残り3ラップ。#0テスラSをオーバーテイクし3番手で走行していた#88東洋電産リーフe+の背後についに#7国沢選手がピタリとつけてきました!つかず離れずの攻防を続けながら走行する中、万事休すかとも思われましたが、この猛暑の中お互いにバッテリー温度も上昇し苦しいレースを続けていましたが、今まで行ってきた温度マネジメント走行と冷却効果が功を奏したか、何とか#7国沢選手の追い上げを振り切りファイナルラップで約5秒の差をつけ、2台のテスラモデル3に続いて総合3位/EV-2クラス1位でチェッカーを受けることができました!

今回の第4戦も、前戦同様テスラモデル3の圧倒的なパワーを見せつけられましたが、同クラスの#7国沢選手とのリーフe+初対戦には見事に勝利。猛暑の中すばらしい結果を残し、感慨深い2戦連続の表彰台となりました。

シリーズ第5戦は9月12日(土)に千葉県の袖ヶ浦スピードレースウェイにて行われます。次回もベストを尽くしていきたいと思います。#88東洋電産リーフe+のドライバーであるレーサー鹿島様、EVレースにご協力頂いた皆様、お疲れ様でした。

周回数:25 所要時間:31’52.051 平均速度:96.258km/h

【2020 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】

ROUND1 ROUND2 ROUND3 ROUND4 ROUND5 ROUND6 ROUND7
袖ヶ浦 筑波 SUGO 筑波 袖ヶ浦 袖ヶ浦 富士
50km 50km 50km 55km 55km 60km 50km
2020/5/30 2020/6/21 2020/7/5 2020/8/9 2020/9/12 2020/10/4 2020/11/14
不参加 1位 1位 1位

EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です!

東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、

各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。