今季第5戦。リーフe＋欠場…テスラモデル３のトップ争いは#2余郷選手が連覇

　2023全日本EVレースシリーズ今季第5戦が、9月23日(土)宮城県のスポーツランドSUGOで行われました。

　全日本EVレースは日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のシリーズであり、地球温暖化防止とEV産業の発展へ繋げるEVの技術向上を目的としています。

　当社は日本電気自動車レース協会の協賛会社及びEV用急速充電車『T救号』の開発メーカーとして2013シリーズから参戦しています。

　EV急速充電車『T救号』はEVレースシリーズ参加者の皆様へ急速充電サービスを提供しています。

　　　　画像提供：日本電気自動車協会、レーサー鹿島様       

　今季第5戦は、#88東洋電産リーフe＋は欠場。充電支援のみの参加となりました。

　エントリーは9台。最高峰のEV-1クラスは、前レース見事勝利した#2余郷選手をはじめ、前戦より復帰した#1地頭所選手に続き、#0は今回蜜山選手へドライバーをスイッチ。スエヒロ自動車商会の#33TAKAさん・#39アニー＠ニキ選手が引き続き参戦となり、モデル3は5台での戦いとなります。熾烈な上位争いに期待が高まります。

　今回は#88東洋電産リーフe+・#634シビックが揃って欠場となり、EV-Fクラス（燃料電池車）#104トヨタMIRAIの鵜飼選手は一人旅の様相です。

　午前 10：30から行われた予選、♯1地頭所選手のマシンは依然調子が出ず今回も厳しい戦い。ポールポジションは前戦優勝し、ドライバーポイントを2位まで上げてきた#2余郷選手。現在ポイントトップの#35TAKAさんは首位を死守できるかが楽しみです。　
　予選を終えた各車両は、決勝に向け充電の為各ピットへ。

　東洋電産の移動式急速充電車「T救号」はNMGからの発電と共に「ICCインターナショナル」殿の電源車両殿にて準備いただいた電源を駆使し、EV充電器2台体制で予選で消費したテスラ・モデル3への充電を支援。予選でラップタイムを競い合ったテスラ勢が決勝に向けて臨戦態勢となっていきます。

　16LAP（55Km）で行われる決勝。午後14時15分、勝負の火ぶたが切られました。

5台のテスラ勢はスタートからフルスロットル。#2余郷選手を先頭に#0蜜山選手,#35TAKAさん他2台が続きます。テスラ勢の後に控えるのは連戦#88東洋電産リーフe＋と熱いバトルを繰り返すMIRAIが6番手。7番争いを#555広瀬選手のAURA、#77本間選手のリーフ、#6大野選手のAURAとなっています。

　#1地頭所選手は、最終コーナーの上り坂で失速するトラブルが続き、じわじわとテスラ勢4台に離されていきます。

　#2余郷選手に続き、#0蜜山選手がそのまま2位を死守。そのまま第4戦に続き余郷選手が1位でフィニッシュ！今回3位となったTAKAさんをドライバーズポイントでも抜き去りました。

　今回は初の欠場となった#88東洋電産リーフe＋でしたが、最終戦は今期の集大成として熱いバトルが出来る様頑張ります。

　EVレースにご協力頂いた皆様、大変ありがとうございました。

　周回数：－　所要時間：－　平均速度：－

【2023 ALL JAPAN EV-GP SERIES EV-2クラス】

ROUND1	ROUND2	ROUND3	ROUND4	ROUND5	ROUND6
筑波	富士	袖ヶ浦	袖ヶ浦	SUGO	筑波
55km	55km	55km	60km	60km	60km
2023/4/22(土)	2023/5/14(日)	2023/6/18(日)	2023/8/11(金・祝)	2023/9/23(土)	2023/10/9(月・祝)
出走8台	出走10台	出走8台	出走11台	出走9台
総合6位/1位	総合5位/1位	総合4位/1位	総合8位/1位	不参加

 

EV-GPを主催されている日本電気自動車レース協会様によるレース結果をまとめたYouTubeビデオです。予選から決勝までのレース当日の様子をまとめて視聴したい方に最適です！

東洋電産 LEAFのドライバー兼プロデューサーであり、

各種レースドライバーやFM RADIOパーソナリティとして活躍されているレーサー鹿島さんのBLOGです。
EVレースの内容についても、予選や決勝レースの様子がレーサー鹿島さんの見識を基に紹介されています。